手放す事のススメ①

今年57歳になります、「おばちゃん」と申します。
老後の事を考える年代になりました。
この度は続編形式で私の経験談をお伝えしたいと思います。
長年生きていると、大切な思い出や手放せない物が増えていきます。
ですが、今必要でない物は、生きている間も必要が無いことが多いし、棺桶まで持っていく事もできません。
物を処分するにもお金がかかる時代、おばちゃんの物を手放す事を決意した経緯をお話して行きたいと思います。
少し長文になりますが、お付き合いくださいませ!

時をさかのぼる事、2014年
その日コンビニに立ち寄った時にみつけた「断捨離」の冊子
好きなマンガ家がイラストを描いていたので、思わず手に取りました。
これが人生の転機を迎える事になろうとは!
当時、私は築47年のふる~い団地(2DK)にかれこれ27年住んでいました。
階段のない5階です。買って持ってあがるのは平気なのに、持って下るのが面倒で。。。
ゴミもためがち。ゴミの日に寝坊して出し忘れもしょっちゅうです。
部屋は散らかっていて乱雑
写真は実際のものですが、これでもだいぶ物を減らした状況です。

別の部屋には、押し入れの中にハンガーパイプを入れ、押し入れ用の引き出しを入れ、服がみっちみちに入っていました。
それでも収まらなくて、さらにハンガーパイプを購入し、普段着る服は部屋をクローゼット代わりになる位、吊り下げていました。
さらにこの部屋には天井まで届くほどの本棚が2本
マンガや小説が好きだったので、本棚もみっちみちに詰まっており、たいして読まない本は黄ばんで小さな虫の住処になっていました。
そうなんです。私、45歳を過ぎるまで片付けや掃除って誰にも教わってこなかった。
服を捨てていいなんて誰にも教えてもらった事なかった
母親も洋服ダンス3つにみっちみち衣服が入っている人なんです💦
子供のころは「片付けなさい」と言われても「捨てなさい」と教えられた事はありませんでした。
ですので、収納グッズや棚をたくさん買う事が「片づけられるんだ」と勘違いをしていたんです。
世の中、片付けの特集はあっても捨てる特集を見かける事はなかったんです。

「断捨離」という言葉を知り、物を手放し始めたころ、SNSで知り合った方達が片付けや家事が得意でたくさんいろんな事を教えて頂きました。
物を手放していくと、少しづつスッキリしていく気持ちがあり、どんどん加速していったんです。
つづくよ!